ハタラクティブとは20代に向けた未経験でも就職可能な求人を多く取り扱っている就職支援サービスですが、登録したにも関わらず、自身の希望と合わず退会したい場合はどうしたらよいのでしょうか?またサービスを解約したら再度ハタラクティブを利用することはできないのでしょうか?
できればハタラクティブを登録する前に退会方法についても知っておくと安心ですよね。登録する前の方は「引き止めとかはないのか?」と気になるかもしれません。
よってここではハタラクティブの退会方法と、解約する前に把握しておくべきことについて解説します。
ハタラクティブの退会方法
ハタラクティブの解約方法は下記の3通りあります。
方法1:退会フォームからの申し出
この方法が一番簡単で手軽にできます。
サービス退会フォームから解約したい旨を入力して送信すれば退会の意思をハタラクティブに伝えることができます。その後は5営業日以内に退会の手続きをとってくれます。
注意点としては、必ず登録時の電話番号とメールアドレスを記入する必要があります。登録時の連絡先を記入しないと、正しく解約処理ができずにいつまでも会員情報が残ってしまうおそれがありますので注意しましょう。
方法2:電話での解約の申し出
0120-979-185にかけて、ハタラクティブを解約したい旨を伝えましょう。後は質問されたことに従って、解約の手続きをとればOKです。
その際に簡単にハタラクティブを退会したい旨を聞かれますが、無理に引き止められることはありません。
方法3:担当の就職アドバイザーに連絡
担当の就職アドバイザーの連絡先が分かっている場合は、担当の就職アドバイザーに解約の旨を伝える方法もあります。しかもハタラクティブの場合はメールだけでなく、LINEでのやりとりも可能なため、LINEでの連絡も可能です。
しかし面識のある人に直接連絡をすることになるので、気が引けると感じる人もいます。
以上3通りの方法を紹介しましたが、退会までの手軽さで言うとやはり「サービス退会フォーム」からの解約手付きがおすすめです。
ちなみにどの方法で解約しても、解約時に料金が発生することはありませんのでご安心ください。(何ならサービス利用にあたってサービス利用者が払う費用はありません。)
ハタラクティブの退会時の引き止めはしつこくない?
強引な引き止めはない
まずハタラクティブの退会時の引き止めはしつこくありませんのでご安心ください。そもそも先ほど紹介したとおり、「サービス退会フォーム」により簡単に解約ができますので、誰かに連絡するということがありません。
仮に担当の就職アドバイザーに直接退会の旨を連絡する場合も、執拗に解約の理由を聞かれたりといったことはありませんので、退会したいと思ったら簡単に退会できます。
「なぜ簡単に退会できるのか?」
それは、ハタラクティブはユーザー(フリーター・ニート)からお金をもらうビジネスモデルではないので、ユーザーが退会したことろで、ハタラクティブの収益が減るわけではありません。
よってハタラクティブとしてそこまで必死に高いを引き止める理由もないのです。
選考に進まなければ連絡もこない
そもそもの話になりますが、ハタラクティブではカウンセリングを受けた後の応募するしないの選択は求職者に委ねられています。もし紹介された求人の選考を受けたいという場合は、求職者自身で担当者に連絡することになっているのです。
実際に、登録をしたものの選考を受けなければ、担当者からしつこい営業電話やメールがきたりといったことはありませんでしたので、頻繁に連絡がこないという点は他のエージェントと比べて非常によい点だと感じました。
ハタラクティブを解約する前に把握しておくべきこと
ハタラクティブの解約方法は分かりましたが、ハタラクティブを解約したら、当たり前ですがハタラクティブのサービスを受けることは一切できなくなります。ここではハタラクティブを退会する前に把握しておくべき、解約後のデメリットについて紹介します。
求人情報の案内はこなくなる
退会したら当たり前ですがハタラクティブからの求人情報の案内連絡はこなくなります。
すでに内定が出ており就職先も見つかったのであれば、求人の紹介もいらないでしょうが、まだ就職先が見つかっていなかったり、今後のために何気なくハタラクティブを登録した人は、一旦立ち止まって本当にハタラクティブを退会してよいのか考えてみましょう。
しかし企業の多くは同じ求人情報を通年で出してはいません。やはり条件のよい求人情報は応募する人がそれなりにいますので、すぐに求人応募を締め切ってしまいます。
仮にすぐに就職や転職の希望はなくても、ハタラクティブに登録しておけば自身の興味ある業界や職種の求人案内がくることがあります。
基本的に中途採用はすぐに働ける人を探しているため、今は就職活動に乗り気でなかったとしても、求人案内を何となくでもよいから常に見ておき、興味がある求人があったら応募できるような体制を作っておくべきです。
よって今はまったく他の企業へ就職、転職する意思はないという人以外は、積極的にハタラクティブのサポートを利用しなかったとしても、退会はせずに求人案内だけは受け取れるようにしておいた方が無難です。
就職支援は受けられなくなる
これも当たり前のことにはなりますが、ハタラクティブを退会したら就職アドバイザーが提供する、就職支援サービスも受けられなくなります。具体的には、以下のようなサポートです。
- 履歴書の書き方
- 職務経歴書の書き方
- 模擬面接会
- 業界研究のためのセミナー
- スーツの無料貸し出し
ハタラクティブは未経験でも就職可能を謳っているため、就職支援のためのアドバイスが充実しています。特にハタラクティブの面接対策は充実しており、模擬面接会というものを開いており、面接前に本番さながらの予行練習をしてくれます。また業界研究や企業研究のためのセミナーも定期的に実施しています。
書類選考が中々進まず、面接でも落ち続けると客観的なアドバイスが必要になってきます。書類対策も面接対策も素人にアドバイスを求めるべきではありません。どういう人材がその企業に受かりやすいのかをきちんと分かっている人に見てもらった方が通過率は上がります。
ハタラクティブではまさに未経験者の履歴書や職務経歴書の添削、面接対策を得意としています。しかも利用は無料です。今は支援を受ける必要はないと思っていても、今後就職したくなった時のために何となくでもよいので繋がっておくことをおすすめします。
ちなみに仮にハタラクティブ経由で内定が出なかったり、就職をしなかったとしても、書類対策や面接対策を受けられないということはありませんのでご安心ください。
再入会時、再度情報の登録が必要
1度ハタラクティブを退会したら二度とサービスを利用することはできないのでしょうか?
いいえ、そのようなことはなく、退会後にもう1度利用したいと思った場合は、再度同じように登録フォームから登録することができます。また過去に担当していた就職アドバイザーに連絡することで再度ハタラクティブのサービスを利用することもできます。
しかし退会前に入力した個人情報は抹消されているため、一から個人情報や希望条件の入力になります。
また厄介なのが、求人を紹介してもらいたいと思ったら再度カウンセリングを受ける必要があることです。情報をWEBから入力するだけならまだしも、カウンセリングを受けるために、再度ハタラクティブのオフィスに行き、希望条件を伝えたりするのは結構面倒くさいものです。
よって現在は本格的に就職活動をする気はないけれど、いつかは就職や転職したいと思っている人は引き続き登録したままでいることをおすすめします。
退会しなくても解決できることも
ここまでハタラクティブの退会時のリスクについて紹介しましたが、退会したいと思う理由によっては退会をせずに解決できることもあります。ここでは退会しなくても解決できるケースをいくつか紹介します。
希望通りの求人を紹介されない
これはハタラクティブに限らずですが、カウンセリング時に希望した条件と異なる求人が紹介されることがあります。ハタラクティブは営業系の求人が多いです。参考:ハタラクティブの求人や紹介企業
なぜ希望通りの条件ではない求人を紹介されるかというと、希望条件に合致した求人だけを紹介しようとすると、サービス利用者に紹介できる求人数が少なくなってしまい、サービス利用者がたくさんの求人から就職先を選ぶことができなくなってしまうからです。
例えば、
- 給料はサービス利用者の希望通りではないけれど、仕事内容がサービス利用者の志向に合致している
- 休日が土日でないけれど、ワークライフバランスが充実していてサービス利用者の希望と合致している
といったこともあります。
そのような希望条件にすべては合致しない求人でも、就職アドバイザーはサービス利用者の適性に合うものであれば紹介したいと思う時があり、希望条件にすべて当てはまらない求人でも案内することがあるのです。
そもそもハタラクティブに限らずサービス利用者の希望をすべて叶う求人は、なかなか存在しないのが実情です。またサービス利用者の希望がすべて叶わない企業の選考を受けたとしても、選考が進むうちにその企業の実情が分かり、その企業を魅力に思うこともあります。
しかし勤務地や残業の有無など譲れない条件もあるでしょう。そのため、サービス利用者も「譲れない条件」と「譲れる条件」をピックアップしておき、それらを正しく担当の就職アドバイザーに伝える必要があるのです。
よってもし譲れない条件や譲れる条件が、サービス登録時と変わった場合は、改めて担当の就職アドバイザーに申しでて、新しい求人を紹介してもらうことをおすすめします。(ちなみに新しい求人を紹介してもらうのに費用は一切かかりません。)
また譲れない条件がある場合、それらの優先順位をつけてみたり、なぜその条件が譲れないのかの理由も合わせてカウンセリング時に伝えるべきです。きちんと申し出たら、担当の就職アドバイザーも案内する求人情報も変えてくれます。
またもし希望とは異なる求人案内をもらったとしても、それが「譲れる条件」であった場合は選考を受けてみることをおすすめします。特に希望とは異なる企業の面接が志望度が高い企業の前にあると、面接慣れすることができるため、おすすめです。
はじめての就職活動でも、転職活動でもそうですが、選考が進むにつれて意外と第一志望以外の企業の方が自分に合いそうと思い始めて、サービス利用前は知らなかった企業に就職することも多いものです。
担当者との相性が合わない
ハタラクティブでは、1人につき1人の就職アドバイザーがつき、その就職アドバイザーが最初の求人紹介から、選考中の企業とのやりとり、書類対策や面接対策を行ってくれます。
しかし就職アドバイザーも人なので、相性が合わず、ストレスを感じることもあります。
担当の就職アドバイザーからあまりに自身の希望とは異なる求人ばかり紹介されたり、書類対策や面接対策で納得のいくアドバイスをくれなかったり、まだ本格的に就職活動をしたいわけではないのに執拗に面接を受けてくるよう言ってくると感じることもあるかもしれません。
その際はハタラクティブでは担当の就職アドバイザーの交代を申し出ることが可能です。遠慮は無用です。就職や転職は自分のために行うのであり、就職アドバイザーに気を遣う必要はないのです。
ただし当の本人に直接交代の希望を申し出るのははばかられます。どうしたらよいのでしょうか?
その際はht-oubo@leverages.jpに担当交代希望の旨を連絡しましょう。そうすれば、相性の合わない当の本人とやりとりすることなく、別の担当者をつけてくれます。
その際に大事になってくるのは、担当者を交代したい理由と次の担当者に求めることをはっきりと伝えることです。そうでないと、ハタラクティブ側もサービス利用者が就職アドバイザーに求めていることが分からないため、次の担当者も前の担当者と同じようなタイプの人となってしまう可能性があるからです。
ちなみにハタラクティブでは最初のカウンセリングを受ける段階から、担当者の性別の希望を申し出ることができます。女性のサービス利用者で担当の就職アドバイザーも女性の方が安心するという人は、サービスを受ける段階で女性担当者を指名しましょう。
まとめ
ハタラクティブでは担当の就職アドバイザーが必ず就くため、その人から頻繁に連絡がきてしつこいと思うなど、ハタラクティブへのイメージが悪い人も多いのではないでしょうか。
しかしハタラクティブを退会すると、一から登録作業やカウンセリングを受ける必要があるため、いざという解きにすぐ求人情報を手に入れることができなくなり、就職支援のためのサポートも一切受けられなくなります。またハタラクティブでは担当の就職アドバイザーも交代もできるため、相性の合う人とストレスなく就職活動を行うことをおすすめします。
まだハタラクティブを利用したことがない人は、いざとなったらサービス退会フォームから簡単に退会もできますし、登録自体も30秒で終わるため試しに登録してみてはいかがでしょうか。
特に今まで就職をしたことがない人やはじめて転職する人は就職活動への情報が少ないため、就職支援のサポートが手厚くやってくれる点でハタラクティブをおすすめします。